公立学校で働く身である私ですが、とても身分が低いワーキングプアに入ります。それはどうしてかはこういうことです。
非常勤から会計年度任用職員へ
令和2年度から、会計年度任用職員制度が始まりました。それであっても、校内および区内においても、この会計年度任用職員、これまでの制度(臨時・非常勤)と似て非なるもので、常勤である一方、非正規雇用であることには変わりありません。
前いた自治体も学校司書としてかつ会計年度任用職員の身分として働いていました。
同じ会計年度任用職員でも自治体によって違う
前いた自治体も同じ会計年度任用職員でお給料は月給制でした。月のお給料はだいたい17万円ほど。
しかし、今の自治体は日給制です。月だいたい14万円いくかいかないか。
しかも出勤日数が200~210日ほど。基本的に夏休みや冬休み・春休みなど出勤しない日は無給なので、月によってお給料に差が生じます。
融資は通らない
そんな中、あるきっかけで自動車を購入しようかと思っており、その資金の一部を借りようかと検討していました。結局、自動車は購入しませんでしたが…
それで、学校の事務さんに相談したところ、私が所属する公立学校共済組合の支部に問い合わせていただきました。
結果は…
残念ながら、区職(区で採用された職員)は対象ではないとのこと。
学校司書として働くのであれば、ある程度の副収入で生活できてかつ、やりがいがあって、給料に困らなければ、良いんですけどね…
毎月、共済金がお給料から引かれている
毎月、3万円近くの控除が差し引かれている中、数千円ほどは共済金で消えています。それなのに、なぜ、福利厚生で身分によって差が生じているのかが不思議です。
同じ勤務日数なのに、有給休暇を取得するとお給料に差が
また、6月と7月、同じ勤務日数であったのにも関わらず、有給休暇を取得すると、交通費を除いて、お給料が1万円ほど差が生じていました。泣きそうです。
せいぜいお給料は手取り14万円程度
控除で色々と差し引かれ、残った金額と交通費でこれくらいです。物価が上昇し、今の生活では生活費がままならないので、区に兼業届をもらって、夏休みに、プールの監視員の仕事をしました。
それなりのお給料と、同じ勤務地ということもあって、交通費とお給料だけで20万円ちょっとは達成できました!!
ただし、夏限定なので、通年で働くにはかなりの時間の制約があるので、難しいところです。
ほとんどの方は、結婚している女性で、子育てがひと段落したところや、夫の稼ぎがあるから生活に困らずお小遣い程度で働けるといった方が多く、金額として多いと思う人もいれば、少ないと思う人もいます。
少ないと思う人は大抵、兼業している人がいます。
タイムリミットがある(雇止め)
私の勤める自治体は、採用された年から4年目まで、再試験を伴わない継続勤務があり、ほとんどの人が、会計年度任用職員制度が始まって移行した人たちなので、他の自治体の採用を狙うか、そのまま退職か、または継続するための公募の試験に挑むかのいずれかになります。
少なからず、受験者≦退職者の場合は、欠員が出てしまいますが、まずないかと思います。
ちなみに私は、採用されて2年目なので、再来年あたりに進退を考えなければなりません…
終わりに
これらを踏まえて、転職する可能性も出てきましたし、続けても良いかどうかの選択にもなるので、図書の仕事を生かすか、新たな仕事に就くか、探しつつ働こうと思っています。
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