学校図書館の太客といわれるほど、図書館業界で指定管理から顧客単位の契約まで、資料の発注から装備、書誌登録まで行ってくれる大手図書館関連会社のTRC 図書館流通センター。
毎年繁忙期とされる夏休み・年末年始・年度末の時期に、発注した資料が届かないといった状況が頻発しています。
図書館関連の仕事に就いて、何度も経験していますが、初めての方には知ってほしいのもあるので、共有したいと思っています。
配送が遅延する理由
配送が遅延する理由としては、大きく分けて2種類あります。それは、TRCかヤマト運輸です。ごく稀に、その両方が要因する遅延も発生します。ではなぜ遅延が発生するのでしょうか。
TRCが原因で遅延する理由
TRCが原因で遅延する理由は、作業を行う人数が不足していること、作業の効率性が低いこと、発注が集中し、納品に時間がかかることなどが挙げられます。
届いた資料はしっかりと物流照会と検収していますが、一昨年にあったのは、他校(他の自治体)の資料が紛れ込んでいたこともあり、信ぴょう性が危ぶまれています。大丈夫でしょうか…
ヤマト運輸が原因で遅延する理由
ヤマト運輸が原因で遅延する理由は、物流の2024年問題もありますが、繁忙期と重なってしまったこと、天候不順による遅延があったことなどが挙げられます。
繁忙期として、年末年始やお盆時期の贈答品が集中する時期だったり、大雨や地震、大雪などの天候不順で配送が遅延することがあります。致し方ないことですが、荷物が届かないよりかはマシです。
遅延を減らせることは出来るのか
いずれにしても、配送の遅延を減らすことは出来るのでしょうか。最大の原因は、人手不足もありますが、TRCがどうにか作業効率を上げていけば、配送の遅延は少なくすることは出来るはずです。
時折、ヤマト運輸の原因にすることもありますが、配送の遅延は付き物。TRCさん、何とかできないのでしょうか。指定管理とかそういう問題ではないですよ?
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