9月の出来事ですが、私が学校図書館のお偉いさんに来校依頼をお願いしました。
話した内容はこんな感じ…
図書担当が打ち合わせを欠員を理由にドタキャン
事前に、図書担当が日程を合わせたにも関わらず、修学旅行の引率に決まってしまったわけで、急遽私と2者面談になりました。引率予定だった教員が、2・3日前に体調不良で欠席、修学旅行直前に新型コロナウイルスに感染してしまったため、欠員が発生。補填のために、管理職から引率の依頼が入り、打ち合わせ当日に修学旅行という結果になってしまいました…
自主規制・検閲と有害図書指定
前回の記事の続報ですが、管理職による資料の貸出について事情を説明しました。
お偉いさん曰く…
- 個人によるものは検閲とは限らず、立場上、資料の説明ができないと困るため、資料を見た上で判断を待つのみ。
- 管理職の仕事としては間違ってはいないので、問題ないとのこと。
- 検閲は、自治体が主体となり、資料における表現の自由を規制する行為。情報統制など憲法で禁止されている。有害図書指定とは似て非なるもの。
- 有害図書指定とは、各自治体が定めた青少年育成に係る条例に抵触する資料に有害図書指定する行為。検閲と異なるのは、青少年育成に係る条例に基づいて、指定していること。
との意見があり、客観的な視点、司書の立場から出したことだと思っています。
様子を見ながら、資料の返却を待つことにします。
図書予算の争奪戦!割合を決めるべきことで解決の道へ
蔵書管理で手を焼く勤務先の学校図書館ですが、今年度は図書予算に関して、教員から意見が出てきました。
ひと昔前(たぶん10年ほど前)は、図書予算についての使用用途が厳正されていなかった背景があり、他の予算で使ってしまった部分の補填として扱われていたそうで、その名残がベテラン教員界隈であるとのこと。それを聞いてビックリ( ゚Д゚)!
そういったことで予算を使うことが出来ないことを説明したので、お偉いさんには「よく説明してくれた!困ったら私に電話してくれ!」と褒められました(大人げない…)
また、勤務先の特殊な事情(例えば、通常学級と特別支援学級)を抱えており、同じ屋根の下で働いているものの、別の学校のような環境のため、1校の図書予算において、予算の割合に揉めている状況です。
学校図書館も資料も分けられて管理していることもあり、予算についても割合を決めることでひとまずは、停戦協定合意といったところ。
資料の状況等を踏まえ、司書が随時資料の更新を行っているので、文句は言わないでほしいところ。さてどうなることやら。
終わりに
上半期が終わり、下半期の様子を見ながら来年度に向けて、引き続き頑張っていこうと思っています。
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