イヤモニのここがスゴイ 購入から作成まで紹介

ことりの趣味

皆さんは音楽を聴くときは、イヤフォンやヘッドフォンで聴いたり、スマホのスピーカーか、ミニコンポ、ステレオアンプなどに接続して流したりと様々ですが、その中でも、イヤモニというものをご存じでしょうか。

私も当初知りませんでしたが、ある機会がきっかけで、イヤモニに出会いました。今回は制作までを紹介していきたいと思います!

イヤモニとは 

耳に装着して音楽を聴くイヤフォン

イヤモニとは、In Ear Monitor(イン・イヤー・モニター)の略称で、一般的なイヤフォンと同じように、耳に装着して音楽を聴くイヤフォンです。音楽関係で多く楽器奏者アーティストなどの耳をよく見ると、装着しているのが分かるかと思います。ライブや楽曲を録音する際に使用するシーンなどで使われることもあります。
大きさは、クルミ程度の大きさで、左右対称または非対称の形状をしており、耳に入りやすいようになっています。シェルまたはピースと呼ばれており、各メーカーごとに異なりますが、基本は同じです。

メリット

イヤモニのメリットとして…

  • 耳に密着する形状なので、耳からずり落ちにくい
  • 密着性が高いので、雑音に邪魔されにくい
  • ステージ上の反響や大音量といった原因の難聴から耳を保護する

などがあり、こう見てみるとメリットが多いことが分かります。

デメリット

ただ、イヤモニにもデメリットがあり…

  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 湿気に弱く、衝撃によって割れることもある
  • 搭載されているドライバーが高音質なため、高額

といったものがあります。定期的なメンテナンスは、別の記事で紹介します。
イヤモニは安い物で4万円から数十万円になる物まで、数多いメーカーやモデルの幅広いラインナップがあるため、価格はピンキリです。

イヤモニの種類

イヤモニには、大きく分けて2種類あり、メーカーによって名称が異なりますが、誰でも使えるユニバーサルモデルと、オーダーメイドで耳型を作成するカスタムモデルがあります。

ユニバーサルモデル

耳型の採取が必要なく、色やデザインを選ぶことなど簡単なモデル。値段はモデルによるが、金額はカスタムモデルより安い。初心者でも手が届きやすい金額なので、オススメ!

カスタムモデル

耳型の採取するモデル。自分の耳に合った形に形成するので、密着性が非常に高く、遮音性に優れている。完成までに時間をかかり、金額はユニバーサルモデルよりも高い

私が作成したのは、カスタムモデルなので、今回はその内容をお伝えできたらと思っています。

試聴・購入・作成するには(実店舗)

ONKYO DIRECT ANIME STORE 音アニ(オンアニ)

その時にハマっていたTVアニメ「ご注文はうさぎですか?BLOOM」で、コラボ企画として行われていた2020年に、秋葉原にあるONKYO DIRECT ANIME STORE 音アニ(オンアニ)さんに伺いました!(商品は発売終了)

様々な購入する前に実際に試聴することが出来るので、オリジナルのイヤモニを作成することが出来ます。
私が伺った頃はコロナ渦だったので、来店予約が必要でしたが、試聴に関しては今現在は予約しなくても良いとのことでした。

商品のラインナップ(試聴してみた)

私が選んだ商品がこちら。7種類(キャラに合わせて)のシェル(カラフルなパネル)から1つ選択します。ユニバーサルモデルからカスタムモデルまであり、搭載されるドライバーで2シリーズ(シリーズM 、シリーズJ)、3種類から1つを選択するため、実質あなただけのオリジナルのイヤモニを作ることが出来ます。

それぞれ聞き比べて、それぞれのシリーズ良かったものを選びましたJ3M3のドライバーを選択し、結果的に時期を分けて購入しました。

ドライバーについては、以下のサイトでご確認していただき、実際に聞き比べてあなた好みのドライバーを見つけてみてください!(作成当時のものと変更されていることもあるので、ご確認ください。)

購入から作成

型抜き

お気に入りのモデルが定まったら、耳型抜きを行います。事前に耳垢掃除を行ったうえで、耳道内に耳垢が残っていないか、確認します(黒いものガチの医療機器だそうです)。

A材とB材

スポンジと糸のセットと、緑と白のシリコン材の4つとシリンジ2本、それぞれを使って片方ずつ2回型抜きします。

シリコン材を混ぜている様子。実際に触らせていただきました。しっとりしていて、ベタベタしていませんが、油分を含んでいたので、ヌメヌメしています。混ぜ合わせることで硬化していくそうです。

スポンジと糸のセットを先に耳道内に入れ、シリコン材が鼓膜に行かないようにするのと、取り出せるようにします。型抜いたものがありますが、硬化に30分ほどかかりました。

スポンジと糸のセットを入れたら、シリコン材をシリンジに詰め込んで、耳道と耳介に入れます。砂時計を目安に、しばらくじっと待ちます。2回行うのは、リラックス時と緊張時の耳道内が大きく変化するとのことで、その中間あたりで調整して作成するとのこと。

購入金額

実際の金額は、モデルによって異なりますが、J3が15万円、M3が17万円ほどしました。驚異の金額ですが、国内で生産されているメーカーやブランドでは一番リーズナブルだそうです。完成には早くて1ヶ月、繁忙期は早くても3~6か月ほど掛かるそうです。

声優さんのモデルは特別モデル⁉

担当者さん曰く、声優さんのも担当しているとのこと

担当者さん曰く、イヤモニはライブで使用することが多く、実際のライブでも作成したものを使用したそうです。若干デザインの違いはあるそうですが、根本的なデザインと搭載されているドライバーは同じものとのこと

実際に作成する取材があるとのこと

担当者さんから、イヤモニの作成の取材を受けたとのこと。マヤ役の徳井青空さんが取材を受けているところや、作成の様子がありますので、ぜひチェックしてみてください。

実際に届いたもの

郵送か来店か選択できますが、私はよく秋葉原に行く用事があったので、来店でお願いしました。お店で説明を受けて、家に持ち帰りました!
保証期間は1年間。サポートは4年ほどで、保証期間内に故障して、修理に出すことがありましたが、今現在はこれまで通り使えています!

イヤモニについてはオンキヨーに聞いてみよう

金額としてはかなり高めですが、なかなか耳に合わないイヤホンが多く、ヘッドフォンだと大きく大変なので、購入して正解でした。ぜひ、イヤモニについて気になった方は足を運んでみてください!

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